Webライターが準備すべき必需品を6選でまとめました。

現役で活躍するプロが「これだけは準備しておけ!」というアイテムだけを紹介しています。Webライターの活動を進めていく中で「ああ、これ最初から準備しておけばよかった」「あれがないせいで面倒なことに、、」などの後悔を減らせます。

ぜひ本記事の内容を参考に、準備すべきアイテムを揃えてみてください。

中嶋祥汰
この記事の監修者

2020年6月にアフィリエイトサイトを立ち上げ、2022年9月に事業売却。現在はクライアントのオウンドメディア運用代行やLP制作、SEOコンサルティングを担当しつつ、マンツーマンWebライタースクールWORDGYMを創業。未経験・初心者Webライターの指導・相談数は、のべ100名以上。徹底したマンツーマンサポートで、しっかり読者に価値提供ができるライターに育成するのが得意。
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Webライターが最低限準備すべき必需品(優先順位:高)

「Webライターになってみたいけど、何から揃えたらいいのか分からない……」という方に、最優先で確保するべきアイテムをまとめました。

パソコン

Webライターにとって、パソコンは必需品です。

パソコンを使用するメリットは、主に以下の点です。

  • 文章を素早く執筆できる
  • たくさんの操作を同時に実行できる
  • 画面が大きく操作しやすい

中には「スマホやタブレットではダメなの?」と疑問に思う人もいるでしょう。確かにスマホのほうが使い慣れており、PCよりも効率的に作業ができる方もいるかもしれません。

しかしスマホでは、1度に起動できるアプリ数にも限界がありますし、長時間テキストを入力し続けるのは大変疲れます。

Webライターにとってもっとも大切であるリサーチ業務も滞るでしょう。結果として作業の効率化が図りにくく、高い生産性を保てません。

パソコンの操作に不慣れな方でも、タイピングに慣れてしまえばスマホよりも楽に文章を執筆できます。ブラインドタッチ(キーボードを見ずにタイピングすること)を覚えれば、よりスピーディーな執筆活動が実現できるでしょう。

パソコンを用意する際は、最低でも8GB、余裕があれば16GBのものを用意してくださいね。

Wi-Fi

Webライターがお仕事をしていくうえで欠かせないのが、Wi-Fi(インターネット環境)です。

  • お仕事・案件を探す
  • 執筆する記事の情報を集める
  • クライアントとメールでやり取りをする

これらはすべてインターネット環境がないと行うことができません。

執筆するためには多くの情報が必要になります。

またカフェ等の公共の場で流れているフリーWi-Fiの利用は、セキュリティ面で不安が残ることから推奨しません。

セキュリティが脆弱だと、情報漏えいのリスクがあります。

Webライターにとって「秘密保持」は今や当たり前のことになっていますので、クライアントの信頼を確保するためにも、自身で契約したWi-Fiを使用しましょう。

Googleドキュメント

Googleドキュメントとは、文章作成ソフトのことです。

Webライターにとって欠かせないのが文章作成ソフトであり、Googleドキュメントは無料で使用できるため非常にお勧めなソフトです。

タイトルや見出しなどを気軽に作成することができ、気軽に執筆を行うことが可能なうえ、自動保存の機能もついているので、データが消えてしまう心配がほとんどありません。

また、officeソフトのWordとも互換性があることも魅力のひとつです。

Wordソフトで作成したデータをGoogleドキュメントで編集できるので、執筆したいと思ったときに、安心して好きなほうのソフトを使用できます。

また、後述するGoogleスプレッドシートと同様に、他者とデータの管理もできます。クライアントとの情報共有にも便利ですね。

Gmailアドレス

業務用のGmaiアドレスは必ず用意しておきましょう。

クライアントとのやり取りや、クラウドソーシングサイト・SNSへの登録などをする際に必要です。

個人用のプライベートなメールアドレスの使用を考えている方もいるかもしれませんが、プライベートなメールの中に重要なメールが埋まってしまう可能性があるため、避けた方がよいでしょう。

また、プライベートなアドレスを使用していると、友人へ誤って重要なメールを送信してしまった、というようなトラブルがあるかもしれません。

そのようなトラブルを避けるためにも、Gmaiアドレスを使用するべきです。

Gmailアドレスは、Googleアカウントを取得すれば無料で使用できるうえに、Googleドキュメントとの互換性も高いため、最低でも1つは確保しましょう。

クラウドソーシングのアカウント

Webライターがお仕事を探すうえで、一番の候補になるのがクラウドソーシングサイトの案件です。

クラウドソーシングサイトとは、ライターを探しているクライアントと、仕事を探しているライターを引き合わせる(マッチングさせる)ためのサイトです。

クラウドソーシングサイトには、以下のようなものがあります。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • coconala(ココナラ)

初心者・未経験者歓迎の案件も数多くあり、ライターとしての業務を始めるのに最適ですので、最低でもどれかひとつには必ず登録しておきましょう。

ビジネス用の銀行口座

ビジネス用の銀行口座があれば、会計管理がスムーズに行えます。

フリーランスWebライターとして独立するのであれば、毎年確定申告を申請する必要があります。

そのときプライベートの講座を使用していると、収入の管理に労力がかかるため、年度末に慌てないようにビジネス用の専用の口座を設けておきましょう。

Webライターに必要な準備すべきアイテム(優先順位:中)

余裕があればできるだけ用意してほしいアイテムをまとめました。

パソコンスタンド

パソコンスタンドとは、ノートパソコンを乗せるスタンドのことです。

パソコンの高さや角度を手軽に変えることができ、楽な姿勢で作業できます。

デスクトップパソコンを使用している方なら不要かもしれませんが、ノートパソコンを使用する場合はぜひ検討したい商品です。

購入する際は、パソコンとスタンドのサイズをよく確認しましょう。

キーボード

Webライターは、基本的にはパソコンのキーボードを叩いて文章を作成します。

前述したとおり、キーボードのタイピングに慣れてしまえば、スマホやタブレットに比べて作業効率は大幅に上昇します。

つまり、キーボードはWebライターにとって相棒のようなもの。自分の手に馴染むキーボード選びはとても大切です。

実際にタイピングをしてみて、打ち心地の良さを確認してから購入するようにしましょう。

マウス

パソコンにはタッチパネル付きのものや、直接液晶画面に触って操作できるものもありますが、マウスを使用することで、誤操作を防ぐことができます。

とくにお勧めなのがワイヤレスマウスです。

コードが引っかかったり、断線するといったリスクを回避できる点にメリットがあります。

品揃えも豊富なので、余裕があれば一度チェックしてみましょう。

コピペチェックツール

コピペチェックツールとは、その文章や記事がコピペ(他サイト等の文章をコピーしそのまま貼り付けること)されたものかどうか確認するためのツールです。

主にクライアント側が使用するツールですが、ライター側でも確認のために用意しておくと便利でしょう。

自分自身がコピペをしたつもりがなくても、運悪くチェックに引っかかることがあります。不正を疑われないためにも、使用をおすすめしたいですね。

コミュニケーションツール

クライアントとのやり取りのために、「Chatwork」「Slack」等のコミュニケーションツールを使用することがあります。

メールよりも細かくコミュニケーションを取ることができ、データの管理もできるため、採用しているクライアントは多いです。

クライアントによって使用するツールは異なるため、最低でも「Chatwork」「Slack」の2つは用意したほうがよいでしょう。

Webライティング関連の本

Webライターにとって、ライティングの基礎を学ぶことは非常に重要です。

いざ執筆を始めても、「どういう文章を書けば相手に伝わるのか」が分からず、行き詰まることも多くあります。

Webライティング関連の本と一口に言っても、基礎的な知識を集めた本や、慣れてきた方向けの応用的な説明が記載された本など、さまざまな書籍があります。

まずは初心者向けの分かりやすい本から手に取るのがおすすめです。

【レベル別】Webライターの入門書としておすすめの本5選|選び方も4つ解説

オンラインミーティングツール

「Zoom」「Teams」「Discord」等の、音声会話のあるオンラインミーティングツールの使用を前提とした案件を依頼してくるクライアントもいます。

オンラインミーティングツールにもさまざまなものがあるため、上記のような主要なツールを準備しておくと、いざというときに便利です。

イヤホン

上述したとおり、クライアントとのやり取りの中で、「Zoom」等のアプリを使用したオンラインミーティングを行うことがあります。

そういったときに、イヤホンがあると相手の音声を正確に聞き取りやすく便利です。

また、ノイズキャンセリングイヤホンを使えば、作業中の雑音をカットしてくれます。

Webライターにとっては集中力が欠かせませんので、ぜひ使ってみましょう。

SNSアカウント

Webライターにとって「セルフブランディング(自分の力でマーケティング活動をすること)」は非常に重要といえます。

Webライターは、自分自身のスキルを商品(価値)として売り込む仕事だからです。

そのため、「twitter」等の公開SNSのアカウントを活用することにより、自身の人間性や、保有しているスキルを発信することができます。

アカウントを無料で取得できるSNSがほとんどですので、取得しておいて損はないかと思います。

Canva

Canvaは簡単に画像やデザインの編集・作成が行なえる無料ツールです。

Webライターにとって、もちろん文章を執筆する能力は欠かせませんが、次いで必要になるのが「画像・デザインの作成力・編集力」といえます。自身でHPやブログ等を作成する際に、読み手に分かりやすくするための画像の挿入や、HP内のデザインのアレンジは必要不可欠だからです。

また、オンラインで使用ができることから、出先で手元にスマホしかない場合でも、すぐに操作ができるツールとして多くのライターに利用されています。

Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートは、Googleが提供している無料ソフトです。

officeソフトのExcelに近い使用感で利用することができ、自身の給料日や納期などの管理を簡単に行うことができるので、作業の効率化にはぴったりです。

クライアントなどの他者と情報共有できることも大きな特徴で、記事の管理などを複数の人と行うことができます。

ネックコルセット

「Webライターの仕事に必要なの?」と思われる方もいるかもしれませんが、Webライターは長時間パソコンと向き合う仕事です。

長時間の無理な姿勢により、首を痛めてしまうことがあるかもしれません。

首を壊してしまうと、今後の作業にも支障がでるため、首の負担を軽減するネックコルセットは準備しておくべきでしょう。

Webライターに必要なアイテム(優先順位:低)

必需品ではありませんが、Webライターのお仕事をするうえであると便利なものをまとめました。

Webライティング関連の資格

Webライティングに関する資格を有していれば、自分のスキルを分かりやすく相手に伝えることができます。

具体的には「Webライティング能力検定」「WEBライティング技能検定」などがあります。

資格取得のための勉強をしていく中で、自身の強みや弱みが分かり、結果的にスキルアップの向上にも繋がるというメリットもあります。

もちろん、資格がなくても案件を探すことはできますが、余裕ができたら取得を検討してみましょう。

【2023】Webライターにおすすめの資格10選|取得するメリットってあるの?

会計ソフト

Webライターは「個人事業主」として働くことが多いです。

そのため、確定申告や収入の管理など、会社では経理が行なってくれることも自身で行なう必要があります。

「はじめて確定申告をするけど、どうしていいのか分からない……」という方には、「Freee(フリー)」という会計ソフトがお勧めです。

専門的な用語が少ないため、簡単に操作ができます。

Webライターの活動における準備ができたらやるべきこと

Webライターの準備が整ったら、取るべき行動をまとめました。

案件獲得のための行動を始める

準備ができたら、案件やお仕事を得るための行動を始めます。

案件獲得には、以下のような方法があります。

  • クラウドソーシングサイトを使用する
  • 企業の求人に応募する
  • 周囲から案件を紹介してもらう
  • SNSで募集をかける

そのほかにも方法はありますが、初心者のWebライターにおすすめなのは、上述したようにクラウドソーシングサイトで案件探しをすることです。

クラウドソーシングサイトでは、未経験者を歓迎している案件も複数ありますので、初心者でも気軽に案件へ応募することができます。

自分に見合った案件を探し、積極的に応募しましょう。

ポートフォリオの制作に取り掛かる

ポートフォリオとは、自分が過去に作成した記事、原稿をまとめたものを指します。

クライアントにポートフォリオを提示すれば、自分の実績を分かりやすく伝えられます。クライアント側も安心してあなたに仕事を依頼できます。

ブログ記事など、自身が執筆したものはまとめておき、いつでもクライアントへ提出ができるようにしておきましょう。

【完全マニュアル】Webライター向けポートフォリオの制作例|プロのライター講師が解説します

まとめ

本記事では初心者Webライターが準備すべき必需品と、準備が整った後にすべき行動についてまとめました。

Webライターの活動に必要なものはあまり多くありません。最低限のスペックが搭載されたパソコンと、インターネット環境があれば十分に活動できます。本記事の内容を参考に、Webライターとしての一歩を歩んでみてはいかがでしょうか。

未経験独学からWebライターの勉強を成功させる秘訣|育成のプロがわかりやすく解説