WORDGYM編集部
「Web業界未経験だけどWebライターになれる？」
「Webライターになるための道のりを教えて欲しい」
Webライターを目指している方の中には、上記の疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
Webライターは資格や学歴が不要で、誰でもなれる仕事です。完全在宅で仕事を始めることができ、子育てや家事などのスキマ時間でも稼げる魅力があります。
しかし考えなしにWebライターになりたいと願っても、失敗の道に進むだけです。正しい努力をして、ようやく活躍できるWebライターになれます。
本記事では未経験からWebライターになるための道のりや注意点、ライター職の種類などを解説します。
2020年6月にアフィリエイトサイトを立ち上げ、2022年9月に事業売却。現在はクライアントのオウンドメディア運用代行やLP制作、SEOコンサルティングを担当しつつ、マンツーマンWebライタースクールWORDGYMを創業。未経験・初心者Webライターの指導・相談数は、のべ100名以上。徹底したマンツーマンサポートで、しっかり読者に価値提供ができるライターに育成するのが得意。
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ムダな手順を省いたWebライターの始め方ガイド｜プロが未経験向けに解説
人の悩みを解決するWebライターという仕事を始めませんか？
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Webライターとは？仕事内容をわかりやすく解説
Webライターとは、インターネット上に掲載する記事を作る職業のことです。
あなたが見たことがある「〇〇 オススメ」のような多数の商品が比較されている記事、好きな人がインタビューされている記事など、インターネット上の記事のほとんどはWebライターが執筆しており、仕事内容は多岐にわたります。
- 検索キーワードの分析
- 競合記事の調査
- 対象者へのインタビュー
- 企画・構成作成
- 執筆
- 校閲・編集
- 入稿
- テキストの装飾
上記の業務を請け負うWebライターは現在大人から多くの人気を集めています。
株式会社PLAN-Bが運営するメディア「エラベル」が実施した調査によると、大人のなりたい職業ランキングでライター（Webライター）職が1位。多くの大人がWebライターに憧れを持っていることがわかります。
参考：YouTuber？エンジニア？令和時代の大人1231人のなりたい職業ランキングTOP10！
YouTuberやプログラマーなどの人気の職種を抑えての1位です。今後さらに注目が集まり、多くの大人がWebライターに興味を持ち始めると考えられます。
Webライターとは｜3種の仕事内容や適性を解説！今からなるにはどうすればいい？
【資格・学歴不要】未経験でも、誰でもWebライターになれます
未経験でもWebライターになれます。誰でもなれるのがWebライターの魅力です。
資格や学歴は必要ありません。4大卒や資格保有者ではなくともWebライターとして活躍し、多くの実績を残している方はたくさんいます。
実際に筆者の案件を一部手伝ってくれてる方は、高卒で専業主婦からWebライターを始められています。
Web業界の経験はなく、資格や特別なスキルも持っていません。しかし納品物のクオリティは高く、クライアントからの満足度も高いため、文字単価4円以上（上級者レベル）の案件をお願いしています。
時々◯◯さんだから案件をお願いしたいと指名が入るほどです。
上記の事例のように、未経験、スキル・学歴なしでもWebライターになるのは可能。大事なのは継続できるか、フィードバックを受け止められるかです。
Webライターのメリット・デメリット計11選｜ほかの職業にはない魅力も教えます
必要な知識・スキル
前章でスキルなしでもWebライターになれると回答しました。しかしWebライターになって活躍できる人材になるためには、Webライティング業務における以下のような知識・スキルの習得が必要です。
- 文章力
- SEO対策
- セールスライティング
- コミュニケーションスキル
- 共感力
すべて習得する必要はありません。業務内容によっては不要な知識やスキルがあるからです。
しかし文章力やコミュニケーションスキル、共感力に関してはどのようなライターの業務内容においても必要不可欠。
Webライターになるためには、上記のようなスキルの習得を目指しましょう。
必要なアイテム・備品
Webライターになるために必要なアイテムをまとめました。
- インターネット環境
- ノートパソコン
- セキュリティソフト
- Googleアカウント
- Gmailアドレス
- Googleドキュメント
- 報酬受け取り用の講座
上記は必要最低限のアイテム。これさえ揃えておけば、Webライターの仕事をするうえで問題はありません。
とくにクライアントとのやり取りは、Google関連のツールを経由するケースが多い傾向にあります。Yahooやキャリアのアドレスを使用している方は、GoogleアカウントとGmailアドレスをあらかじめ用意しておきましょう。
Webライターの必需品6選｜最低限準備すべき必要なものまとめ
向いてる人の特徴
Webライターに向いてる人の特徴を確かめてみましょう。
- 文章を書くのが好きな人
- 読書をするのが好きな人
- コツコツした作業が苦ではない人
- 人と関わる機会が少ない仕事をしたい人
上記の項目に当てはまらないからといって、不安になる必要はありません。
Webライターの仕事になれていくにつれ、徐々に向いてる特徴にあてはまってくるケースがあるからです。
たとえば原稿がスラスラ書けるようになると、文章を書くのが好きになり記事執筆を楽しめるようになります。つまり向いてるか向いてないかは、Webライターの仕事を継続してやってみないとわかりません。Webライターになりたいか悩んだら、まずはやってみてください。
もしWebライターをやってみて、向いていないと感じるのであれば、ブログや動画編集などの選択肢も視野に入れてみるとよいでしょう。
【100人見てわかった】Webライターに向いてる人とは？診断テストであなたが向いているか分析
Webライターになるには細かい種類と収入を知っておこう
Webライターとひとくちに言っても、種類はさまざまです。
- 検索結果の上位表示を狙うSEOライター
- お問い合わせや資料請求を獲得するセールスライター
- 対象者の思いを反映させる取材ライター
それぞれの種類、業務内容はもちろん収入も異なります。Webライターになりたいと思ったら、まずどのライターを目指すのか明確にしましょう。
SEOライター
SEOライターとは、GoogleやYahooなどの検索結果で上位表示の獲得を狙うライターのことです。
すでに上位表示されている競合記事をリサーチしたり、特定のキーワードで調べている読者の検索ニーズを分析したりなど、業務内容はさまざま。細かくリサーチできるかによって記事コンテンツの質が大きく変わるため、高い分析力が問われます。
そんなSEOライターの気になる収入事情は下記のとおり。
- 時給：800円〜5,000円※
- 月収：2万円〜70万円※
※実際の経験に基づく数字です。
特定の分野において専門的な知識があるか、SEOの実績があるかによってもらえる報酬は変動します。実績が少ないと、アルバイトの時給よりも低くなる可能性も。
ただSEOライターは案件数が多く、初心者でも実績を積みやすいため、これからWebライターになりたい人にオススメの職種です。
セールスライター
セールスライターは、商品・サービスの販売に特化したライター職のこと。おもにランディングページ（広告先のWebサイト）やメルマガのライティングをします。
セールスライターが書いた文章は売上に直結する部分のため、必然と単価が高くなりやすい傾向にあります。1つの案件当たりの単価が50万円以上というケースも珍しくありません。
- 時給：1,500円〜10,000円
- 月収：5万円〜100万円以上
セールスライターもSEOライターと同様に専門性があると単価も高くなります。たとえば薬機法の知識などです。市場価値が高いため、通常の単価に専門性があるぶんの報酬が上乗せされるケースがあります。
ただしWebライター未経験からセールスライターの案件を獲得するのは、簡単ではありません。まずは案件が多いSEOライターを経験し、読み手に寄り添った文章を書けるようになってからセールスライターを目指すのが賢明な判断です。
取材ライター
取材ライターは、その名のとおり対象者にインタビューをして、思想や考え方を記事にするライター職のこと。
対象者の気持ちに寄り添ったり、考えを引き出すための質問をしたりなど、取材するためのスキルが求められます。また人と関わる以上、高いコミュニケーション能力も必要です。
- 時給：1,000円〜1,800円
- 月収：15,000円〜30万円
報酬の相場は1記事あたり10,000円〜15,000円。市場価値が高い取材ライターになると、1記事30,000円以上の報酬になるケースもあります。
未経験からWebライターを目指す3つの選択肢と道のり
未経験からWebライターを目指すなら、3つの選択肢があります。
- 正社員
- フリーランス
- 副業
どの選択肢を選ぶかによって、今後の道のりが大きく変わります。
目的や実現したいビジョンを軸に、あなたにとって最適な選択肢を選びましょう。そのうえで道のりを進んでいくことが大切です。
初心者Webライターの年収事情を育成のプロが暴露｜年収があがらない人の行動・思考パターンとは？
正社員でWebライター
1つ目は正社員の選択肢。
正社員のWebライターとして会社に勤務することになります。フリーランスと比べて自由は少ないものの、金銭的な面で安定している魅力があります。
勤め先によっては、住宅補助や交通費支給などの福利厚生が受けられるケースも。
- 収入よりも安定を確保したい人
- 社会的な信用が欲しい人
- チームで行動するのが好きな人
フリーランスでWebライター
2つ目の選択肢はフリーランスです。
誰もが1度は憧れの感情を抱くフリーランスは、自由な働き方を実現できるのが魅力。納期にさえ遅れなければ、朝何時に起きようが、いつ仕事しようが自分で決められます。
また正社員よりも給料が高くなりがちです。正社員のときは年収300万だったのに対し、フリーランスのWebライターになったら年収500万まで上がったというケースも珍しくありません。
- 安定よりも自由を確保したい
- 人生の選択肢は自分で決めたい
- 高い年収を実現したい
副業でWebライター
3つ目の選択肢は副業からWebライターを目指すケース。
いまの企業で働きながらWebライターになれるため、安定を確保しつつ、収入アップを実現できます。
またWebライターを始めたものの、まったく稼げなかったというフリーランスのリスクを回避できるのも魅力。Webライターになりたい方のほとんどが、副業から始めています。
いま人気の副業Webライターの実情を調査｜収入や月3万円稼ぐロードマップ、メリットを大公開
- 安定を確保しながらステップアップしたい
- スキルを身につけてから独立したい
- 独立を考えているけどまだ自信はない
広報で働く一児のママが副業Webライターをやってみた｜実際の収入と獲得案件を大公開
【図解付き】未経験・社会人からWebライターになるには？道のりのパターン2つ
未経験・社会人からWebライターになる道のりを2パターン解説します
- 一般的な道のり
- 筆者の経験に基づいた道のり
一般的な道のり
月5万円以上稼ぐWebライターになるなら、次の道のりを参考に目指してみるとよいでしょう。
Webライターになって月5万円を目安に稼ぐなら、基本的に3〜5の繰り返しです。何回も案件を獲得して、実践で知識とスキルを習得し、実績を積み上げることで活躍できるWebライターになれます。
もし正社員のWebライターを目指すなら、実績を積み上げてクライアントから一定の評価を得られた段階で、転職エージェントに登録してみるとよいでしょう。未経験の扱いではなくなるため、志望する会社からの採用率がグッと上がるはずです。
フリーランス・副業として活動していくなら、クラウドソーシングからステップアップして、編集プロダクションや広告代理店から仕事を請け負うのも1つの選択肢。うまく早い段階でステップアップして、理想的な働き方を実現できるとよいでしょう。
具体的な手順の内容は以下の記事でくわしく解説しています。
ムダな手順を省いたWebライターの始め方ガイド｜プロが未経験向けに解説
未経験独学からWebライターの勉強を成功させる秘訣｜育成のプロがわかりやすく解説
筆者の経験に基づいた道のり
筆者はWebライターになりたいと思って、まずはブログから始めることにしました。
未経験の状態で案件に応募しても、採用されないと思ったからです。少しでも早く活躍するために、自分でブログを開設して実績を作り、その実績をもとに営業したほうが採用されやすいと思いブログを始めることにしました。
ブログ運営を始めてから1年。50記事以上執筆した頃にはある程度の文章力やSEO対策の知識が身についていました。
実際に自分が書いた記事のキーワードで検索結果の上位表示の実績もチラホラ。そろそろ案件に通るかなと考え、ある案件に応募したところテストライティング通過して無事合格。Webライティングを始めて1年後に、1記事あたり18,000円という高めの案件を獲得できました。
毎月3記事依頼してもらえたので、月の報酬は約54,000円（税抜）。ブログを経由したためやや成果が出るまでに時間がかかっていますが、上々なスタートを切ることに成功しています。
筆者は上記の手順でWebライターになっています。もし今実績がなくて悩んでいるなら、ブログを経由して一度自身で実績を作ってから、クライアントワークに挑戦してみてもいいかもしれません。
ポートフォリオを提示できるぶん、案件の採用率は上がりやすい傾向にありますよ。
未経験からWebライターを目指す際の注意点
未経験からWebライターを目指す際の注意点をまとめました。
- 大きく稼げる仕事ではない
- 仕事がきついと感じる場合もある
大きく稼げる仕事ではない
Webライターは大きく稼げる仕事ではありません。
自分の時間を消費して稼ぐ仕事だからです。どれだけスキルがあっても、人間が1日に働ける時間には限界があり、稼げる金額に上限があります。
稼げたとしても、未経験からのスタートであれば現実的に月20〜30万円程度が限界です。人によっては月100万円稼げる仕事と発言しているかもしれませんが、そんなに甘い仕事ではないことを理解しておきましょう。
ただしWebライターは稼げる再現性が高いのが魅力。頑張り次第では月20万円稼ぐのはそう難しくありません。
大きく稼ぎたい人には不向きですが、現実的にお金を稼いで、在宅ワークを実現したい方にはオススメできるといえるでしょう。
仕事がきついと感じる場合もある
Webライターの仕事を始めるときついと感じる場面があります。
- 文章がうまく書けずストレスが溜まる
- 座りっぱなしで肩や腰が痛い
- 先方からのフィードバックが多い
- 労働に対して報酬が安すぎる
これらはすべて筆者が経験してきたことです。いまは実績が増えて、楽しくWebライターの仕事を続けられていますが、そこに至るまでにはさまざまな大変な出来事がありました。
Webライターとして成功したいなら、大変な仕事であるという現実的な側面を見ることも大切。Webライターのデメリットをしっかり理解したうえで、始めるようにしましょう。
ここがきついよWebライター｜大変でも3年以上ライターを続けている理由まとめ
【実情】Webライターはやめとけって本当？リアルな本音や儲からないワケをプロが教えます
未経験からWebライターを目指す人によくある質問
100人以上のカウンセリングを実施してきた経験から、Webライターになりたい方によくある質問をまとめました。
フリーランスと正社員どっちを目指すべきですか？
- Qフリーランスと正社員どっちを目指すべきですか？
- A
フリーランスと正社員どっちを目指すかは、あなたが成し遂げたい目的によって異なります。
自由な暮らしを実現したいのであれば、フリーランスを目指すべきです。正社員には就業時間などの制約があり、フリーランスほど自由なライフスタイルは実現できないからです。
安定した生活や信用力が欲しいのであれば、正社員になることをオススメします。
どちらに進むか迷っているのは、目的が明確になっていないケースがほとんどです。失敗したくないなら、まずはWebライターになって何を成し遂げたいのか、明確にしましょう。
主婦もWebライターになれますか？
- Q主婦もWebライターになれますか？
- A
主婦の方もWebライターで活躍できます。
実際に筆者の周りでも、主婦兼Webライターとして活躍している方はたくさんいます。
大事なのはどの状態から始めるのかではなく、正しい努力をしてどれだけ継続できるか。少しでも興味を持っているなら、Webライターを始めてみてはいかがでしょうか。
主婦こそWebライターを始めよう！おすすめする理由や始める方法を解説
大学生でもWebライターの仕事は始められますか？
- Q大学生でもWebライターの仕事は始められますか？
- A
もちろん大学生でも始められます。
ただ大学生からWebライターを始めるならクラウドソーシングではなく、インターン先で学ぶのがオススメ。時間給をもらいつつ、人脈も拡大できます。
大学生からWebライターを始めるならインターンへの参加がおすすめ！求人サイトや挑戦すべき理由を解説
Webライターに将来性はありますか？
- QWebライターに将来性はありますか？
- A
文章というコンテンツは今後もなくならない可能性が高いです。そのような観点では、Webライターの将来性はあるといえるでしょう。
しかし活躍できるかはあなた次第。10年、20年と活躍し続けるためには、日頃から勉強をして、マーケティングやセールスランディングなどのスキルを身につける必要があります。
Webライターの将来性・需要は期待できる？ChatGPTに負けるな！オワコン化しない人の特徴
Webライターになるならスクールは必要ですか？
- QWebライターになるならスクールは必要ですか？
- A
Webライターの勉強は自分でもできます。そのため独学で勉強できる自信があるなら、スクールは不要かもしれません。
ただ遠回りしたくないなら、スクールに通うことをオススメします。ダイエットのためにパーソナルトレーニングジムに通うようなものです。自分でもダイエットは成功できますが、最短で目標を達成するためにも、自己投資してプロフェッショナルに教わることは大切です。
WebライタースクールWORDGYMでは、Webランディング学習が不安な方に向けて、無料カウンセリングを実施しています。ぜひお気軽に参加してください。
まとめ｜Webライターになりたいと思ったら行動あるのみ
本記事では未経験からWebライターになるための道のりや注意点を解説しました。
Webライターは日本語で文章が書ければ誰でもなれます。しかし活躍できるのかは本人次第。Webライターになれても活躍できず挫折する方はたくさんいます。
とはいえきちんとした努力を継続できれば、クライアントから正当な単価で案件を引き受け、理想とするライフスタイルに近づくことができます。
本記事の内容を参考に、Webライターになるための道筋を描いてみてください。
WebライタースクールWORDGYMでは、Webランディング学習が不安な方に向けて、無料カウンセリングを実施しています。
何から始めてばいいかわからない、低単価で困っているなど、お気軽な気持ちでカウンセリングに参加してください。
