Webライターを志す人の中には、「Webライターの本を探しているけどどれを読めばいい?」「初心者向けのわかりやす本はあるの?」などの疑問をもっている人もいるでしょう。

書店やAmazonでWebライティング関連の本はたくさんあるので、初心者が1人で自分に最適な本を探すのは非常に大変です。

本記事では、入門書の役割になる初心者Webライターにおすすめの本5選と本の選び方について解説します。

中嶋祥汰
この記事の監修者

2020年6月にアフィリエイトサイトを立ち上げ、2022年9月に事業売却。現在はクライアントのオウンドメディア運用代行やLP制作、SEOコンサルティングを担当しつつ、マンツーマンWebライタースクールWORDGYMを創業。未経験・初心者Webライターの指導・相談数は、のべ100名以上。徹底したマンツーマンサポートで、しっかり読者に価値提供ができるライターに育成するのが得意。
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Webライティング入門者向けの本の選び方4つ

Webライティングの本にはさまざまな種類があります。

たとえば、日本語の文法やWebライティングの概要・仕組みなどの基礎を解説している本などです。ほかにも商品やサービスの販売に特化したセールスライティングや、ユーザーの興味を惹きつけるキャッチコピーの本などもあります。

初心者Webライターがたくさんある本の中から、自分にあったものを探すのは大変です。そこで現役で活躍するプロのWebライターが、Webライティング入門者向けの本の選び方を4つに絞って解説します。

  • 試し読みして読みやすい本を選ぶ
  • 文法とWebライティングの基礎が解説されている本を一冊ずつ選ぶ
  • Webライターの基礎を理解したら応用について書かれている本を選ぶ
  • 文法の基礎と応用を理解できたらマーケティングの本を選ぶ

この選び方を実践すれば、誰でもWebライターとしてスキルアップできます。初心者の人はぜひ試してみてください。

試し読みして読みやすい本を選ぶ

初心者がWebライターの入門書を選ぶときは、まず試し読みをしましょう。

ほかの人のレビューやAmazonのおすすめから本を選んでも、実際に自分が読んでみて理解しやすい本でなければ勉強が捗りません。知識が定着しないだけでなく、本を買ったお金が無駄になってしまいます。

まずは試し読みして自分にあっている本かどうか見極めることが大切です。最近は電子書籍で無料のサンプルで試し読みができるため、オフラインの書店に行かなくても自分にあった本を探せます。

普段本を読み慣れていない方は、文字が大きい本や、1章ごとのポイントをまとめている本、漫画形式の本などがスラスラ読めるでしょう。

自分に合わない本を購入してしまい、お金をムダにしないためにも、試し読みしてから本を買うようにしましょう。

文法とWebライティングの基礎が解説されている本を一冊ずつ選ぶ

初心者Webライターの人は、日本語の文法とWebライティングの基礎を覚える必要があるため、それぞれ解説されている本を一冊ずつ購入しましょう。

Webで文章を書くときは、小学生の読書感想文とは違い、わかりやすさや客観的な情報、エビデンスがあるのかが求められます。

基礎的な文法を理解できておらず、文章の意味が破綻してしまうと、読者はわかりにくいと感じてしまい質の高い記事とはなりません。

「読者に何を伝えたいのか」「ストレスなく読んでもらえるか」などの要素をクリアにするためにも、日本語の文法を解説している本を一冊選びましょう。

またWebライティングは読者だけではなく、GoogleやYahooなどのアルゴリズムからも評価される必要があります。検索結果の記事の順位を上げるためです。

その評価を向上させるために知っておかなければいけないのが、SEO対策などのWebライティングの基礎スキルです。SEO対策とは、検索結果を上位表示させるためのスキルのことで、内部対策や外部対策などあらゆる評価基準があります。一方でWebライティングの基礎スキルとは、しっかりエビデンスに基づいた情報を記載したり、Googleと読者の両者に分かりやすい文章を作ったりするスキルのことです。

この両者を理解して初めて初心者Webライター卒業と言えるので、まずは「文法」と「Webライティングの基礎」が解説されている本を一冊ずつ選んでみましょう。おすすめの本は後述で解説します。

Webライターの基礎を理解したら応用について書かれている本を選ぶ

基本的な日本語の文法やWebライティングの基礎を理解できたら、キャッチコピーやセールスライティングなどの応用について書かれている本を選びましょう。

初心者には少し難しい内容ですが、読者の心を動かすためには欠かせない要素です。プロのWebライターになるためにも、基礎が理解できたらキャッチコピーやセールスライティングのテクニックを学び始めると良いでしょう。

たとえばYouTubeでネットサーフィンをしている最中に、「ほとんどの人は知らないYouTube収益の闇とは」のようなタイトルがでてきたら少し気になるはずです。気になってクリックしてもらうことで、アクセスが伸びます。これがキャッチコピーのテクニックです。

一方でセールスライティングとは、「全額返金保証」や「受講満足度98%」など、商品に興味を持っている人が安心感を得て行動したくなるような文章を書くテクニックです。

この3つの応用はWebライターで収入を得るために重要なスキルになるため、1冊ずつ選んで勉強しましょう。

文章の基礎と応用を理解できたらマーケティングの本を選ぶ

マーケティングとは、商品やサービスが「売れる仕組みをつくる」ことです。

商品を売るには、その商品がどんな人に売れているのか?どんな人に向けてアピールするべきなのかを考える必要があります。

例えば、女性向けの商品を売りたいとすると、その商品の広告に女性に人気がない有名人を起用しても興味を持ってもらえません。

しかし、女性に人気のアイドルなどを広告に起用すれば「あのアイドルが宣伝してるなら買ってみようかな」と思ってもらえる確立は上がります。

このように、商品やサービスを売るためには、商品のターゲットを把握して戦略を考えることが重要です。

商品やサービスを「売るために努力すること」はセールスといいます。

セールスはもちろん重要ですが、一度売れる仕組みを作れば売り込みをしなくても自然に商品が売れていきます。

マーケティングでは、商品がどんな人に求められているか、消費者のニーズや行動を分析して「どの商品を、どんな価格で、どう売り出すか」という経営の戦略を考えます。

Webライターの最終的な目標は「商品やサービスを売ること」です。

商品やサービスを売るためには、多くの人に記事を読んでもらう必要があります。

マーケティングを勉強すると「多くの人に読まれる記事」「売れる記事」を書けるようになるため、文字単価が上がり、仕事の幅が広がって収入を増やすことに繋がります。

スキルも身に付いて、Webライターとしてさらにステップアップできます。

Webライターの入門書としておすすめの本5選(初心者編)

Webライターの入門書としておすすめの本5選をご紹介します。

どの本も初心者にはわかりやすく、勉強になる内容です。

試し読みをして、自分が読みやすいと思った本を選んでください。

世界一やさしいWebライティングの教科書 1年生

世界一やさしいWebライティングの教科書1年生は、文章の書き方から構成、キャッチコピーまでの基礎的なテクニックを一冊で学べる本です。

現役Webライター9名による体験談やアドバイスが盛り込まれており、「稼ぐために行った取り組み」や「失敗談」など、初心者には参考になる話ばかりです。

Webライティングの基礎的な知識をわかりやすく学ぶことができるため、初心者Webライターの入門書としておすすめの一冊です。

新しい文章力の教室

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

新しい文章力の教室は、大手のニュースサイト「ナタリー」の新人育成に使われている、文章を構造的に書くための方法を学べる本です。

文章の書き方について実践的なテクニックが具体的に解説されているため、文章を悩まずに書くための仕組みをわかりやすく勉強できます。

Webライターはもちろん、ビジネスでのメールや企画書など色々なシーンで役立つ内容です。

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。は、その名の通り文章術のベストセラー100冊分の書くためのルールを、ランキング形式で1〜40位まで、まとめて学習できる本です。

初心者から上級者まで文章力の向上が期待できる内容で、全てのルールを理解することでプロ級の技術が身につけられます。

Webライターはもちろん、LINEやSNSなど日常の文章でも使えるテクニックを学べます。

沈黙のWebライティング

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

沈黙のWebライティングは、Webで人気を集めた連載を書籍化したもので、漫画のストーリーを交えてSEOライティングの大切なポイントをまとめてあります。

本自体は分厚い印象がありますが、イラストが多く「SEOライティング」の書き方をわかりやすく学習できます。

Web上で記事やコンテンツを作成するシーンで活用できるため、Webライターを目指す人におすすめの一冊です。

沈黙のWebマーケティング

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

沈黙のWebマーケティングは、Webサイトやサービス、SNSなどの集客で必要なSEO対策やWebデザインについてなど、マーケティングに必要な知識を得られる本です。

Webマーケティングで成果を出すための考え方やノウハウを、漫画のストーリーを交えて解説しています。

はじめてWebマーケティングを学ぶ人におすすめの一冊です。沈黙のWebライティングと合わせて読むとSEOとマーケティングについてより深く学ぶことができます。

Webライターにおすすめの本5選(中級者編)

Webライター中級者におすすめの本を5選ご紹介します。

初心者の方は、文法やWebライティングについて理解できたら、こちらも読んでみてください。

人を操る禁断の文章術

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

人を操る禁断の文章術は、人を上手く誘導する文章の書き方について学習できる本です。

読む人の見たい現実を見せ、想像力を刺激するなどのテクニックを使った文章の書き方を、メンタリストならではの視点から解説しています。

Webで文章を書くうえではもちろん、セールスやプレゼン、依頼、恋愛などの人間関係でも役立つ一冊です。

SEOに強い Webライティング売れる書き方の成功法則64

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

SEOに強いWebライティング売れる書き方の成功法則64は「集客」と「成約」を目的としたWebライティングの本です。

Webサイトの設計から伝わる文章の書き方、売れる文章の書き方まで解説しているため、より多くの人に集客して販売する方法について学べます。

Webライターやブロガー、アフィリエイター、Webサイトの管理者の人におすすめです。

売れるコピーライティング単語帳

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

売れるコピーライティング単語帳は、ネットで商品を売るための「コピーライティング」に使える667種類の単語と2000種類のフレーズを学習できる本です。

コピーライティングの表現に困ったときに、辞書としても使うことができるため、デスクに一冊用意しておくと便利です。

Webサイトやブログ、SNS、メルマガ、You Tubeなどさまざまなシーンで使える単語とフレーズを学べます。

ポチらせる文章術

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

ポチらせる文章術は、媒体を問わずに発信力を上げられる「コピーライティング」の文章術を学習できる本です。

この本を読むと読まれる提案やキャッチコピーを考えられるようになり「読んでみたい、買ってみたい」と思われるような表現ができるようになります。

Webライティングの「集客」や「商品を売る」シーンで活用できます。

言語化力 言葉にできれば人生は変わる

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

言語化力 言葉にできれば人生は変わるは、思いや考えを口にするためのスキルである「言語化力」を鍛えるためのテクニックを学べる本です。

言葉を伝えるためのスキルや、文章でも使えるテクニックを解説しています。

Webで伝わりやすい文章を書いたり、日常や仕事での会話をするときにも役立つ内容の一冊です。

Webライターにおすすめの本4選(上級者編)

Webライターの上級者におすすめの本4選をご紹介します。

Webライターとして執筆経験のある上級者の方も勉強になる内容のため、さらなるスキルアップの参考に役立ててください。

Tapスマホで買ってしまう9つの理由

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

Tapスマホで買ってしまう9つの理由は、商品を買う行動の決め手となる「9つの行動」から、マーケティングの戦略に必要な情報を解説した本です。

消費者の行動を徹底的に分析しているため、マーケティングにおいてどのような戦略が必要になるか実践的な情報を勉強できます。

読み手のニーズを把握し、多くの人に記事を見てもらい、商品を購入してもらえる文章を書けるようになります。

行動心理マーケティング79の法則

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

行動心理マーケティング79の法則は、マーケティングの「集客」と「売上」を上げるための79種類のテクニックを行動心理学を活かした手法で解説した本です。

商品やサービスをより魅力的に見せ、売上を上げるテクニックを具体的に学ぶことができます。

Webライティングの「集客」と「売上」に活用できる一冊です。

新訳 ハイパワー・マーケティング

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

新訳ハイパワー・マーケティングは、米国のトップマーケターの著書を日本語に訳した本で、全世界でマーケターのバイブルとして注目を集めた一冊です。

マーケティングの細かな改善点を具体的に解説しているため、マーケティングに必要な基本的な考えをわかりやすく学べます。

Webマーケティングはもちろん、さまざまな業種の売上アップに役立てることが可能です。

プリンセス・マーケティング「女性」の購買意欲をかき立てる7つの大原則

本の概要や特徴、メリット、Webライティングのどのようなシーンで使えるかを解説

プリンセス・マーケティング「女性」の購買意欲をかきたてる7つの大法則は、商品やサービスを「女性」に売るために必要なマーケティングのノウハウを解説した本です。

女性を「プリンセス」に例え、女性が商品を買うときの思考を解説しているため、女性をターゲットに商品を売るノウハウを勉強できます。

Webで女性に商品を売りたいときに活用できる一冊です。

本でWebライティング学習に挫折しそうになったらスクールの受講もおすすめ

Webライティングを独学で学習していると、自分の書いた文章が「本当に合っているのか」という疑問が出ることがあります。

正解がわからず、モチベーションを保つことが難しいため、諦めてしまいそうな気持ちを感じた方も多いのではないでしょうか。

Webライティング学習に挫折しそうになったときは、スクールの受講がおすすめです。

スクールでの学習というと、受講しに行く時間が限られているイメージがありますが、365日朝から夜まで受講できるスクールもあります。

家事や育児、仕事などで忙しい方でも空き時間を利用してライティングの学習が可能です。

プロのWebライターからマンツーマンで徹底的なサポートを受けられるため、挫折しない環境でライティングを学ぶことができます。

また、Webライターは自分で案件や仕事を獲得するために営業をする必要があります。

せっかくスキルを習得しても営業が苦手で収入を得られず、Webライターを諦めてしまう人は多くいます。

スクールでは案件を獲得するために役立つ実績づくりや、ポートフォリオの作成についての指導を受けることも可能です。

このように、スクールでは挫折しにくい環境で実践的なスキルを学習でき、仕事を獲得するサポートまで受けることができます。

スクールを卒業したあとも自分で仕事を獲得できるようになり、ワークライフバランスの実現に近づけます。

本でのWebライティング学習に限界を感じている方は、スクールの受講を検討してみるといいでしょう。

まとめ

本記事ではWebライターの学習におすすめの本と、選び方についてご紹介しました。

初心者がWebライティング本を選ぶときは、文章やライティングの基礎に触れられている本を選びましょう。文章の基礎である主語や助詞などの文法や、Webライティングの仕組みが理解できたら、ライティングの応用である「SEO・セールスコピー」を学ぶのがおすすめの手順です。

さらなるステップアップには、マーケティングについての本が役立ちます。

ご紹介した本を試し読みして、自分が読みやすいと思ったもので学習をすすめてください。

独学での学習に挫折しそうになったときは、スクールの受講がおすすめです。

Webライティングについて学んで、好きな時間に好きな場所で仕事ができるWebライターとして活躍しましょう。