「縛られた人生から、解放されたい」
「仕事を辞めて、自由になりたい」
押しつぶされそうな満員電車にのって通勤したり、理不尽な上司の要求にストレスがたまったり。
やりたくない仕事や、やらなければいけないことに日々追われていると、人生に息苦しさを感じますよね。
そんな毎日から解放されて、「自由になりたい」と思った経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。
できることなら、自分らしく自由に、人生を楽しみたいですよね。
そこで本記事では、「自由を明確にする方法」や、「物事の捉え方を変えることでマインドから自由になる方法」など、自由になるために必要なアクションをご紹介します。
自由に働きたい人にオススメの仕事もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
アメリカ在住のWebライター。
英語学習やアメリカのカルチャー、自己啓発に関する記事を中心に執筆。
「自分らしく生きるとは?」「心から幸せと感じられる人生とは?」
というテーマを、学び続けるアラサー。
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Step1. そもそも自由って何?
「自由」とは、自分で選べることです。
誰かに決められたことや、選択肢がなくて選ばざるを得なかったことを、無理してやっていると不自由に感じます。
しかし、数ある選択肢の中から「自分が欲しいものを選べる」と、自由に感じませんか?
自分で選べる自由な人生にするためには、お金や時間などをはじめとした「制約」をなくして、選択肢を広げていくことが重要です。
この章では、選択肢を増やしていくために必要な、自由の4つの要素についてお伝えします。
お金の自由
お金は、選択肢を与えてくれます。
交通手段を例にとってみましょう。
【東京〜大阪に行く場合】
- お金がない場合
>>選択肢:一番安い交通手段を選ばざるを得ないため、選択肢は夜行バスのみ
>>時間:目的地に着くのに約7~10時間かかる - お金がある場合
>>選択肢:夜行バス・新幹線・飛行機など、いくつかの手段の中から、自分に合った選択肢を選べる
>>時間:仮に夜行バスの人と同じ時間に出発した場合、夜行バスの人より4時間以上も早く到着して、浮いた時間を自由に使える
つぎに、仕事を例にとってみましょう。
【お金がない場合】
- いまの仕事が嫌いでも、仕事を辞める選択肢がない
- 生活のために、現状の仕事を続けるしかない
【お金がある場合】
- 仕事を辞めても、しばらくのんびりできる
- 仕事を辞めてリセットしてから、新たなキャリアを模索できる
- 自分の望むライフスタイルを選べる
「お金がない」と金銭的な制約を感じている人は、一度、現在のお金の使い方を見直してみましょう。たとえば「具体的にあといくらあれば自由になれるのか?」と考えてみるのがオススメです。
◆Question
あなたが自由に生きるためには、あといくら必要ですか?
時間の自由
時間の自由はあなたの人生に余裕をもたらしてくれます。
コンディションややる気に関わらず、決められた時間(平日9時から18時など)に仕事をしなければいけないのは、窮屈ですよね。自分のやりたい時間に自分のペースで取り組むのとでは、自由度がまったく違います。
時間を自分以外の要素から制約されることがなくなると、自分に合ったリズムで生活できるようになります。
たとえば、
- 朝、起きたい時間に起きれる
- 平日でも好きな時に休みがとれる
- パートナーや家族との時間がとれる
そのため、自分に合ったワークライフバランスを保つこともできるようになります。
時間をコントロールできる環境にすることは、自由になるための重要な要素です。
◆Question
どんな時間の使い方ができれば、自由だと感じますか?
場所・移動の自由
自分の肌にあった場所に身を置くことは、自由に生きる上で大切なポイントです。
会社への通勤など、場所の制約がある場合、住む場所や移動が制限されます。
しかし、場所に縛られない働き方や生き方ができると、自分が心地よい環境を選べるようになります。
ある人は、都会にいることに自由を感じるかもしれないし、別の人は、田舎の自然の中に身を置くことに心地よさを感じるかもしれません。
また、つねに1ヵ所に留まるのを好む人がいれば、2拠点生活を好む人、定期的に海外旅行に行くことを好む人もいます。
好きな場所に身を置き、好きなように移動できる働き方ができるようになると、自由に感じる人が多いでしょう。
◆Question
- どこに身を置くことに自由を感じますか?
- 拠点はいくつ欲しいですか?
- どのくらいの頻度で旅行に行けたら嬉しいですか?
人間関係の自由
「悩みの9割は人間関係」という心理学者もいるくらい、人間関係は人生に影響を与えます。
付き合う人を選べるか否かは、自由に人生を謳歌する上でキーポイントです。
嫌な上司の顔を毎日見なければいけなかったり、嫌なクライアントにこびへつらったりしていると不自由に感じますよね。
また、ネガティブな影響を与える友人関係やパートナーシップも、不自由に感じる要因になります。
たとえば、愚痴や不満にフォーカスしている友人や、コントロールしようとするパートナーなどです。
毎日顔を合わせる人たちが、自分のストレスにならない人たちばかりになると、人間関係の制約がなくなり自由を手に入れられるでしょう。
◆Question
- どんな人と、人生を過ごしたいですか?
- あなたがコミュニケーションを取りたくない人はどんな人ですか?
Step2. 心理的に自由になる方法
私たちは無意識のうちに、自分で自分を不自由にする考え方をしてしまうことがあります。
その考え方から自分を解放してあげたり、物事の捉え方の角度を変えたりすることで、現実は変わらなくても、心が楽に自由になることがあります。
マインドから自由になる方法を、3つご紹介します。
自分で自分を縛るのをやめる
あなたは、無意識に自分で自分を縛る考え方をしていませんか?
たとえば、
- 女だから、家事をするべきだ
- 仕事を辞めてはいけない
- 結婚しているから、1人で旅行に行ってはいけない
- 成功するには、社交的でなければいけない
自分自身に義務感を植え付けて、「本当は苦手なこと」や「やりたくないこと」を自分に強いると、心が苦しく人生が不自由になります。
世間の常識や身近な人の考え方に影響を受けて、正しさを追い求めるばかり、無意識的に自分を不自由にしている方もいるでしょう。
しかし、前述で挙げた一般的な常識が正しいとは限りません。世間の常識を取っ払い、自由を実現している方はたくさんいます。
たとえば、家事をしなくても旦那さんから愛されている女性はいますし、社交が苦手でも自分の得意分野を活かして自由な人生を送っている方もいます。
フリーランスのライターになって、現実のコミュニケーション(社交)を取らず、完全フルリモートで生活している人の例がわかりやすいでしょう。
常識を信仰しすぎる必要はありません。「こうであるべきだ」と義務感を強いる考え方を辞めるだけでも、心が自由になります。
まずは一歩ずつでもいいので、常識を疑い、心を解放するところから始めてみましょう。
すでに自由であることを理解する
世の中には、飢餓に苦しむ人や安全な水にアクセスできない人もいます。
しかし、日本は非常に安全な国です。上下水道や道路などのインフラも、電気・水道・ガスなどのライフラインも整っており、必要な情報にはすぐアクセスできます。
日々生きていると、つい不自由な部分や不満に目を向けてしまいがちですが、「自分に与えられている自由」に気づくことで、実はどれほど可能性が溢れた環境にいるのかが見えてきます。
実は、自分で不自由を選んでいることに気づく
私たちは、「自分で選べない=嫌なことを強制されている」と感じる時、強い不自由さと息苦しさを感じます。
よくあるのが仕事を辞めたいけれど、家族がいるからやめられない場合です。
辞めたいけれど、家族のために仕方なく働かされていると捉えると、非常に不自由で苦しくなります。少し角度を変えて見え方を変換してみてはいかがでしょうか。
たとえば仕事を辞めたいのに、続けている理由はなんだろう?と考えてみるなどです。
- 家族にしっかりご飯を食べさせてあげたいから
- 自分が仕事を辞めて、路頭に迷う家族の顔を見たくないから。
- 子供に習い事をさせてあげたいから
- しっかりした社会人だと周りから見られたいから
- 生活レベルを落としたくないから
つまり、結局は自分で選んでいるのです。
嫌々やっていることも、「自分がなぜそれを続けているのか?」を視点を変えてみると、最終的には「自分で選んでやっている」ことに気づくことがあります。
その結果、不自由さがやわらぎ、能動的に人生を考えられるようになります。
Step3. あなたが求める「自由」を明確にするステップ
「漠然とした『自由になりたい』という思いはあるけれど、なかなかいまの現状が変わらない。」
「実際に何をしたらいいのか、わからない」
という人も多いかもしれません。
その理由は、「自由な人生」のイメージがぼんやりしていて、実際に行動をおこせないからです。
行動して現実を変えるためには、「あなたにとっての自由な人生」を具体的にイメージすることがキーとなります。
この章では、「あなたが求める自由」を具体的にイメージするための、4つの質問をご用意しました。
自分を不自由にしている要因を探る
自由になりたいなら、自由を邪魔している要因を、明らかにしていきましょう。
いまの生活の中で、「不満」「不快」を感じていたり、嫌々やっていたりすることはありませんか。
たとえば、
- 朝の満員電車が不快
- 毎日同じ時間にオフィスに行きたくない
- 旅行に行きたいけれど、お金がない
など、まずは不自由になっている要因を書き出しましょう。
あなたを縛っている要因の認識が、自由を手にする一歩になります。
自分が欲しい自由を認識する
不自由にしている要因を明確にしたら、次は「自分が欲しい自由」を明確にしましょう。
方法は簡単です。上記で書き出した「不満」の逆の状態を書き出してみてください。それが、あなたが望む自由な状態です。
たとえば、
- 朝の満員電車が不快 → 朝の満員電車にのらない生活が快適
- 毎日同じ時間にオフィスに行きたくない→ 毎日同じ時間にオフィスにいかなくていい(好きな時間に仕事ができる/時間を自分でコントロールできる)
- 旅行に行きたいけどお金がない → 旅行に行けるだけのお金の余裕が欲しい
「嫌なこと」の逆が、「あなたが望むこと=自由に感じる状態」です。
日々のなかで不自由に感じることを、「不快だ。」で終わらせず、「今の状態の逆の状態が、私の理想ということだ。」と発想の転換をすることで、自分が求める自由な状態が明確になります。
実現するためのアクションリストの作成
自分が欲しい自由な状態を明確にできたら、それを実現するために「いまできること」をリストアップします。
「朝の満員電車が不快 → 朝の満員電車にのらない生活が快適」を例にあげてみましょう。
【いまできること】
- 1時間早く家を出て、会社の近くのカフェで朝活をしてみる
- 週に一度だけグリーン車に乗って、その時間を勉強に当ててみる
- ロードバイクで通勤してみる
このように、日常生活で「不自由に感じていること」を認識することから「理想の自由な状態」を明確にして、具体的にいまできるアクションまで落とし込むことが重要です。それらを、少しずつ行動にうつしていくことで、あなたの人生から「制約」が減って、自由に感じられる時間が増えていきます。
制限がないとしたら何が欲しい?
最後に、あなたの夢を明確にしましょう。
「自由の4つの要素(お金・時間・場所・人間関係)」のすべてに、何の制限もないとしたら、あなたはどんな生活を送りたいですか?
たとえば、「お金の制限がない」としたらどんな生活を送りたいか?を下記のような流れで考えてみます。
- あなたが一生かかっても使いきれないと思う金額を想像してください
- あなたの口座にその金額があったら何をしたいか考えて、実現したい生活をイメージしてみましょう
(例:仕事を辞めて世界中を旅してみたい) - その夢に向けて、いまできることをアクションにうつしてみましょう
(例:行ってみたい国のリストを作る)
一切の制限を失くして「自分が求めるもの」を自由に想像すると、あなたが夢みる「自由な生き方」を認識することができます。
自由になりたい人にオススメの仕事5選
自由に働きたい人にオススメの仕事をご紹介します。
- Webライター
- Webデザイナー
- カウンセラー/コーチ
- 代行業(家事代行/シッターなど)ンセラー/コーチ
- フードデリバリ―
- その他(Youtuber/動画編集/スキルシェア)
自分の得意なことや好きなこと、適性を活かせる仕事に挑戦してみることがオススメです。
いままで全く経験のない分野だとしても、諦める必要はありません。まずは興味のある職業に就職・転職して、知識やスキルを身につけてから独立するのも良策です。
Webライター
Webライターは、Web上のユーザーに向けて、価値のあるコンテンツを届けるために記事を作る仕事です。
パソコンさえあれば、場所や時間を選ばず、自由に仕事をできるのがメリット。実際に筆者も、アメリカに住みながら、カフェや旅先のホテルラウンジなど、好きな場所で好きな時間に仕事をしています。
しかし、Webライターは稼げないイメージを持つ方もいるかもしれません。
確かに初心者からスタートして稼ぐのは難しい傾向にありますが、スキルと実績を積み上げて、単価と執筆スピードを上げていくことで、実際に月30〜50万稼いでいる人もいます。
また、記事を書くノウハウが身に着けば、アフィリエイトなどで記事がお金を稼いでくれる仕組みを作ることも可能です。
Webデザイナー
Webデザイナーは、企業のホームページやSNSのクリエイティブなどをはじめ、Web関連のデザインを担う仕事です。パソコンさえあれば仕事ができる、自由度の高い職業です。
また、ほか他のスキルと掛け合わせることで(たとえば、ライティングなど)、付加価値を生みやすくなります。
自分が作ったデザインをプラットフォームで掲載・販売し、自動で売れるように仕組み化することもできます。
働き方としては、広告代理店や制作会社に所属することもできますし、フリーランスとしてデザインの仕事を請け負いながら、海外を旅しているという人もいます。
カウンセラー/コーチ
カウンセラーやコーチングは、クライアント(顧客)を精神の面からサポートする仕事です。
カウンセラー | 心理的な悩みを抱えた人を対象とした治療的な処置を施す |
コーチング | クライアントが能力を発揮して、目標を達成できるようサポートする |
精神に対するアプローチ方法は異なりますが、クライアントとの面談を通して、メンタル面からサポートする点は共通しています。クライアントと自分のスケジュールベースで動けるので、時間や場所をコントロールしやすい自由度の高い仕事と言えるでしょう。
オンラインでのカウンセリングや、コーチングもメジャーになりつつあります。好きな場所で働けるため、より自由度が高まっています。
代行業(家事代行/シッターなど)
家事や子ども・ペットの面倒を見ることを代行する、家事代行やベビーシッター・ペットシッターも自由に働きやすい仕事です。
時間や場所を選んで、マッチするクライアントのもとで仕事ができるので、時間や場所の自由度が高い仕事です。
現在は、クライアント不在時に家事代行をするパターンもありますし、子どもやペットが相手であれば気持ちが楽な人にとっては、煩わしい人間関係に悩まされる機会も発生しづらい
でしょう。
また、料理や掃除、子どもやペットのケアなどが得意な人にとっては、得意や好きを仕事にできるというメリットもあります。
フードデリバリー
フードデリバリーも、時間と場所の自由度が高い仕事です。
フードデリバリーは、2つの勤務形態があります。1つ目は、特定の飲食店と契約しバイトとして配達員をするケース。2つ目は、Uber Eatsなどの企業から個人事業主として仕事を受注して、さまざまなお店の料理を配達するケース。
自由度が高いのは、2つ目の勤務形態です。Uber Eatsや出前館などのフードデリバリー代行サービスに登録すると、注文者と配達員がマッチングされます。空き時間や働きたい時間に、希望する場所の配達を受注して働くことができます。
現在は、決済がオンライン上で完結していて、玄関などの指定位置に料理を置いてもらうことを希望する注文者も多くなっています。注文者と対面せずに配達完了するケースも増えているので、煩わしい人間関係に捉われたくないという人にもおススメです。
その他(Youtuber/動画編集/スキルシェア)
最後に、Youtuber・動画編集・スキルシェアをご紹介します。
Youtuberは、自分の好きな時間に、好きな場所で、動画を撮影・編集・投稿する流れになるので、自由度が高い仕事です。
収益化まで時間がかかるという懸念はありますが、自分の興味があること・得意なことを発信することが好きな人や、自己表現をしたい人にはオススメです。
動画編集も、スキルさえあれば、好きな場所で好きな時間に働けます。
最後に、スキルシェアです。
スキルシェアは、自分が持っている「スキル」「経験」「趣味」「特技」を提供することでお金を稼ぐ仕組みです。
たとえば、
- イラストが得意な人が、似顔絵アイコンの作成で報酬を得る
- 恋愛経験が豊富な人が、恋愛のアドバイスをする
などがあげられます。
クラウドワークス・ランサーズ・ココならなどのクラウドソーシングサイトを通して、クライアントにスキルをシェアすることで報酬を得るのが一般的です。
好きな時間に、好きな場所で、得意なことや経験をいかしてお金を稼ぐことができます。
まとめ|あなたらしい「自由」な人生へ踏み出そう
本記事では、自由になりたい人に向けて、自由の定義や自由を実現するためのアクション、オススメの仕事などを解説しました。
あなたが望む「自由」を明確にし、実現に向かって少しずつ行動を起こしてみましょう。
いま不自由に感じることを、自由な状態にするために、いまできる小さなアクション。
あなたが自由と感じられる働きかたを実現するために、いまできる小さなアクション。
自由への近道は、「いまできる小さなアクション」を一つひとつ行動に移していくことです。
人生は、一日で突然変わるものではありません。しかし、一歩一歩小さなアクションを積み重ねていけば、グラデーションのように少しずつ、でも確実に変化していきます。
ある日振り返ったら、数年前の自分よりはるかに「自由」なあなたでいられるように、いまこの瞬間から、行動を起こしていきましょう!