「月3万円稼げる副業って何があるの?」

本業の収入の足しにしたいと思い、副業を探している人は多いでしょう。

本記事では、月3万円を在宅・スマホで稼げるおすすめの副業を紹介します。また、副業におすすめなバイトも挙げていきます。

内田 雄介

大学院修士課程を修了後、化学メーカーに研究開発職として2年勤務→退職・webライター
資産運用をはじめとしたお金に関する知識を勉強・実践しています。2021年9月からつみたてNISAの運用、2023年4月からiDeCoの運用を始め、現在も継続中。

    スマホで月3万稼げる副業5選

    スマホで月3万稼げる副業を5つ紹介します。

    • ポイ活
    • アンケートモニター
    • せどり
    • 写真販売
    • SNSアフィリエイト

    ポイ活

    ポイ活は、ポイントサイト経由でショッピングやクレジットカード発行の申し込みなどをして、ポイントを貯める副業です。

    月3万円を稼ぐために、活用すべきポイントの貯め方は以下のとおりです。

    • 資料請求
    • クレジットカードの作成
    • 銀行・証券会社の口座開設

    口座開設とクレジットカードの作成は、獲得ポイントが多いのが特徴で、1,000〜10,000円分のポイントを貯めることが可能です。

    たとえば、5,000ポイントがもらえる案件を6件こなせば、月3万円分のポイントが獲得できます。

    また、資料請求も獲得ポイントは高めで、1つの案件で500〜1,000ポイントもらえます。口座開設とクレジットカードの作成とあわせてこなすといいでしょう。

    アンケートモニター

    アンケートモニターは、簡単なアンケートや商品・サービスの感想や評価をする副業です。

    アンケートサイトに登録して、アンケートに回答すると謝礼としてポイントや現金などがもらえます。

    月3万円を稼ぐために、こなすべきアンケートは以下の通りです。

    • 商品モニター
    • 座談会

    商品モニターは、商品を試用した感想を回答するアンケートです。自宅でできるうえ、スキマ時間に取り組めます。報酬は500〜4,000円と高いのが特徴です。

    座談会は、あるテーマについて複数人で話し合う調査です。2時間ほど拘束されますが、報酬は3,000〜10,000円と高く設定されています。

    座談会を2、3件、商品モニターを3,4件こなせば、月3万円程度稼ぐことは可能です。

    せどり

    せどりは、商品を仕入れ、仕入れた金額より高く売ることで利益を得る副業です。

    具体的には、電化製品や書籍、おもちゃなどの商品を実店舗やオンラインショップで仕入れ、フリマアプリやオンラインショップで売ります。

    せどりを始める際、特別なスキルは不要です。たとえば、商品探しや価格設定はせどり用のスマホアプリを使えば、初心者でも簡単にできます。

    せどりの利益率の平均は20%前後です。利益率が20%の商品を10,000円で売る場合は、15個売ることで月3万円稼げます。

    また、仕入れる時にオンラインショップや店舗で貯めたポイントを利用することで、利益率を上げることが可能です。月3万円稼ぐハードルを下げるには、ポイントの活用は必須です。

    ※利益率 =(販売価格-仕入れ価格-送料・手数料)÷ 販売価格 

    写真販売

    写真販売は、自分が撮影した風景や人などの写真を販売サイトに投稿し、販売する副業です。

    カメラ性能の良いスマホと簡単な写真編集技術があれば、十分です。

    写真を投稿した後は、購入者が現れるたびに収益が発生します。投稿した写真が継続的に売れるようになれば、ほったらかしにしても収益が入ります。

    写真を撮るのが好きな人は、クオリティが高ければ、絶景スポットや観光地などの写真も活用可能です。日頃から写真を撮りためやすい人には、おすすめの副業です。

    報酬単価は販売サイトによって異なりますが、写真ACの場合は1枚3.25〜11円です。月3万円稼ぐには、おおよそ1万枚購入される必要があります。

    報酬を増やすには、できるだけ多くの写真を投稿しましょう。

    SNSアフィリエイト

    SNSアフィリエイトは、SNSで商品やサービスを紹介し、成果に応じて報酬を得る副業です。アフィリエイトを始めるには、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)への登録が必要です。

    SNSアフィリエイトを始めるために必要なツールはスマホとSNSアカウントのみです。すでにスマホを持っていれば、初期投資不要で手軽に始められます。

    報酬単価は、ジャンルによって異なります。動画配信サービス、電子書籍サービスのジャンルは「無料お試し」や「会員登録」などで報酬がもらえて、成約のハードルが低いのが特徴です。単価は1,000円程度です。

    転職やインターネット回線のジャンルは成約条件が「面談完了」や「新規開通」のため、報酬獲得の難易度が高くなります。その分、単価は1〜2万円と高く、1,2回の成約で月3万円を稼げます。

    在宅で月3万稼げる副業3選

    在宅で月3万稼げる副業を3つ紹介します。

    • データ入力
    • 内職
    • 文字起こし

    データ入力

    データ入力は、クライアントから提示されたデータを、パソコンを使ってフォーマットに入力する副業です。主な仕事内容として、通販サイトへの商品情報入力やアンケート結果の入力、Webサイト上でリサーチした情報の入力が挙げられます。

    クラウドソーシングの案件の場合、在宅で完結するうえ、作業時間帯に指定もありません。パソコンの基本的な操作ができれば、すぐに仕事に取り掛かれます。

    単純な文字入力の場合、報酬単価は1文字0.1円〜1円です。月3万円稼ぐには、単価が0.1円の仕事なら、1日に1万字の入力が求められます。

    1分間にかな入力を100文字できる場合、毎日2時間程度の作業で月3万円を達成できます。

    内職

    内職は、届けられた材料を使って、自宅で組み立てや加工などをする副業です。

    作業自体は単純なため、仕事するうえで特別なスキルは不要です。また、データ入力や文字起こしなど多くの在宅での仕事において、必須であるパソコンを必要としません。パソコンの操作が苦手な人でも取り組めます。

    報酬単価は、作業内容によって異なります。

    • シール貼り:0.1〜2円
    • 袋詰め:0.5〜5円
    • カプセル詰め:0.5〜1円
    • ダイレクトメールの封筒入れ:5〜10円
    • 値札付け:0.75〜4円

    単価が1円のシール貼りなら、月3万円稼ぐのに1日1,000枚ほどの作業を毎日する必要があります。

    文字起こし

    文字起こしは、会議や講演会、インタビューなど録音された音声を文字に書き起こす副業です。納品形式には、音声をそのまま書き起こす素起こし、「えー」「あのー」などの余計な言葉を除去するケバ取り、内容をきれいにまとめる整文があります。

    パソコンとwordをはじめとしたテキストエディタツール、ネット環境があれば、すぐに仕事を受けられます。文字起こしツールも併せて活用することで、初心者でも効率よく仕事ができます。

    報酬単価は、録音時間1分あたり200〜300円です。1時間の音源を文字起こしする案件なら、報酬は12,000円〜18,000円です。作業時間は1時間の音源なら、多く見積もって6時間かかります。

    月18時間程度の時間を確保できれば、案件を3つこなせば、月3万円稼げます。

    【バイト】確実に月3万稼げる副業3選

    確実に月3万円を稼ぎたい人におすすめの副業を3つ紹介します。

    • 試験監督
    • ポスティング
    • 軽作業

    いずれも時給制のアルバイトのため、一定時間働くことで月3万円を確実に稼げます。

    試験監督

    試験監督は、不正行為がないかの監視、問題用紙や解答用紙の配布と回収など試験運営の補佐をする副業です。

    仕事を受けるには、試験運営をしている会社への登録が必要です。

    勤務時間は担当する試験によって異なります。1時間程度の試験の場合は、勤務時間は数時間程度となります。一方、1日がかりの試験の場合、8時間以上かかることもあります。

    試験監督の仕事の多くは土日祝がメインです。平日に本業がある人でも、両立して働けます。また、単発の募集がほとんどで、自分の都合に合わせた働き方が可能です。

    試験監督の平均時給は1,277円です。フルタイム勤務を月に3日こなせば、1,227円×8時間×3日 = 29,448円を稼げます。

    ポスティング

    ポスティングは、各家庭のポストにクーポンやはがき、チラシを投函する副業です。仕事をする時間帯は日中から夕方までの勤務がほとんどです。

    ポスティングのバイトには、土日祝のみの勤務、週1勤務が可能な求人もあります。無理のない範囲でシフトを組めるので、本業に支障をきたさない働き方が可能です。

    平均時給は、アルバイトでは1,054円、派遣社員では1,300円となっています。フルタイム勤務を月4日こなせば、1,054円×8時間×4日 = 33,728円を稼げる計算になります。

    軽作業

    軽作業は、主に工場や倉庫での簡単な仕事全般のことを指します。派遣会社に登録することで仕事を受けられます。数分程度の説明を受ければ、だれでもできる簡単な作業がほとんどです

    • ピッキング(指定された商品を集める作業)
    • 仕分け
    • 梱包
    • 組み立て
    • 検品(商品に傷や破損がないかの確認作業)
    • ラベル・シール貼り

    都合に合わせた働き方ができることも特徴の1つです。募集している案件のほとんどは単発のため、本業との両立も可能です。また、平日にも案件の募集があり、本業が平日休みの人も勤務できます。

    平均時給は、派遣社員では1,345円となっています。6時間勤務を月4日こなせば、1,345円×6時間×4日 = 32,280円を稼げる計算になります。

    月3万円稼げる副業をするうえでの注意点

    副業をするうえで注意すべき点は以下のとおりです。

    • 就業規則を確認する
    • 確定申告をする
    • 本業に支障をきたさないようにする

    就業規則を確認する

    月3万円程度の収入でも、副業を始める前に、就業規則の確認をしましょう。

    上司や会社とのトラブルを避けるためにも、ルールに則り、副業を始めることをおすすめします。

    会社に副業が認められていても、以下のいずれかに当てはまる場合、副業の禁止や制限がされます。

    • 会社の業務が疎かになる場合
    • 企業秘密が漏洩する場合
    • 本業と競業になる場合
    • 会社の信用を損なう場合

    上記のいずれかのケースに該当する場合、処分の対象となることもあります。実際に、副業が原因で解雇となった事例があるので、注意が必要です。

    参考:副業・兼業の促進に関するガイドライン|厚生労働省

    副業が認められている場合でも、仕事内容が処分の対象にならないか検討しましょう。

    確定申告をする

    副業をする場合、以下の要件のいずれかに当てはまる人は確定申告をしなくてはなりません。

    • 給与以外の所得の合計額が20万円を超える人
    • 年末調整されなかった給与収入(副業の勤め先からの給与収入)が20万円を超える人

    月3万円を稼いだ場合、年間の副業収入は36万円になるので、確定申告が必要です。確定申告をしないと、無申告加算税が課されます。無申告加算税は納付すべき税額に対して、50万円までの部分は15%、50万円を超える部分は20%を乗じた金額となります。

    副業収入が20万円以下の場合は、確定申告は不要です。ただし、住民税の申告が必要となる場合があるので注意しましょう。

    本業に支障をきたさないようにする

    副業を始める際、本業に支障をきたさないように注意が必要です。月3万円程度を稼ぐ業務量でも、終業後や休日に副業をする分、休息にあてられる時間は少なくなります。

    副業の業務量を増やしすぎると、心身ともに十分に休められなくなります。その結果、疲労が蓄積し、本業のパフォーマンスに影響が生じる可能性があります。

    パフォーマンスの低下は評価や昇給に影響が生じ、いつまでも収入が上がらない状況に陥るかもしれません。

    副業を始めて間もないときは、余力が残るように業務量の調整を心がける必要があります。

    まとめ

    本記事では、月3万円稼げる副業を紹介しました。

    • スマホでできるおすすめの副業:ポイ活
    • 在宅でできるおすすめの副業:データ入力
    • アルバイトでおすすめの副業:ポスティング

    副業を始める場合は、本業の勤務先とのトラブルを起こしたり、業務に支障をきたしたりしないよう注意しましょう。

    まずは、興味を持った仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。